回折光学素子(DOE)

回折光学素子(DOE)

DOEレンズを用いる事で入射光の方向、広がり角、集光点の距離や形状を制御する事が可能です。
当社では、用途に合わせたDOEレンズの設計、シミュレーション、試作、量産を行っております。

コリメータレンズを使用しないビームスプリッター

お客様からのご要望に応じて、3Dセンサー用DOEの設計から量産までを受託いたします。

DOEによる光の制御事例

集光、角度制御、配向制御の事例です。

モデル1:コリメート用DOE設計例

DOEを使用することで広がりのある光をコリメート光に変換することが可能です。

モデル2:集光用DOE設計例

DOEを使用することで光を集光させることが可能です。
また、通常のレンズに比べ、その厚さを大幅に薄くすることができます。

モデル3:DOEレンズによる色収差補正事例

  • 目的:室内光下で拡散版+チャート板の像を網膜に結像させる光学系の色収差を軽減する。
  • 方法:レンズは市販の凸凹の2枚構成で、DOEレンズ(ブレーズド回折格子)をアッベ数の異なる2種類の材料で設計してレンズ群の前に配置する。
  • 解析:DOEレンズはRCWA法で、光学系全体は光線追跡法を用いる。
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